メガネ

めがねの声

(2003年09月28日 26号より)

障害者のためのパソコン講習に出ました。はじめる前にいくつか不安がありました。自分ではじめは5日間つづけて講習があるとは思わないで、たぶん週1回づつだと思って申し込んでもらったので、抽選に当たったという通知をうけて毎晩続けて通うことを知ったとき「エー!」とびっくり!自分だけでなくて家中をまき込んでしまうと思って、うれしい一方で困ったことになったとおもいました。夜の講習だったのでつかれて休んで終りになってしまわないか・・・。
だいいち内容が分かるのだろうか。夜の勉強なので家に帰ってから復習できないので次の日には忘れてしまうのではないかなど・・・。
講師と助手の方が何人かこうたいで見てくれました。私は普通のマウスが使えないので「こねこの手」という道具を使いますが、これがどんな機械にもつけられるのか、新しいパソコンでも使えるのか、はじめから大そうどうでした。先生たちもはじめて見たのでちょっととまどいました。
普通のイスでは低すぎて首がうえをむいたままになります。回転イスを最高に上げて、さらに座布団をのせてようやく、丁度よくすると足はブラブラしているという状態です。なんだん大さわぎでえらそうにしているみたいではずかしかった。
「こねこの手」のせいもあって、時々機械が調子よく動かなかったりしたのですが「ま、いいか」と言うことで先に進む人たちとは関係なく3人がかりであれこれ良いながらなんとか5日間終りました。
ずっと桜井さんや青年クラブでいろいろなことを教えていただいていましたが、順序よく教わってよかったと思います。とにかく、体調を崩さないということが、一番の課題でしたが、大丈夫でした。

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