(2014年10月10日 144号より)
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やまゆり共同作業所は、3年ぐらい前から御代田町が建てて社会福祉協議会が指定管理者として運営しています。
作業所では、紙のひもでかわいい籠や、書類箱、ゴミ箱などを作ったり、チョコレートの紙箱の組み立てをしていました。珍しいのは、季節の果物のジャムの下処理の仕事もしています。
横浜では、織物やクッキーや、箱の組み立てやアルミ缶つぶしなどが多いです。
小さい部屋や、いくつかのたたみスペースの付いた作業所などもありました。
メンバーは、知的障害者や、自閉症の人や、精神障害の人で、車いすの人はいませんでした。
メンバーも私達とは違いますが、違う土地ではまた違う仕事があるなあと思いました。
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グループホームの話をしました。
御代田でもグループホームを造りたいと職員さんが言っていました。今は重い障害の人は、施設に行ったり、親が看ていて、お母さん達が看ることが出来なくなったら施設に行くしかないと話していました。
横浜は、もう作業所もグループホームを造るのにも、なかなか場所がないし、人も足りないと言うと、「ここは、場所はこの通りたくさんあるけれど、やっぱり人手が足りないですね」と言っていました。
私の友達は、お話ができるので、うらやましいなと思います。仕事もいろいろできるし、自立できるということは、ほんとに素晴らしいことです。