メガネ

めがねの声

(2014年07月08日 142号より)

少し変わったかな...
パソコンを使う人たちは、皆わかっていたことですが、4月から私の使っていたパソコンのウインドウズXPが少し変わりました。
普通の事には、変わらず使えるのですが、インターネットを使うのは、危険になりました。私には、メールがとても大切です。言葉が不自由ですし小さい携帯電話も使えませんから、パソコンのメールで外の人とのやり取りをします。
仕方がないので新しいパソコンを買うことにしました。
初めてパソコンを買った店で、それからも時々行っていた新横浜の店で買うことにしました。車いすも通りやすく、明るいし、静かだったので私は気に入っていました。
ところが、今度行ってみると、店の中が変わっていました。パソコンを展示しているテーブルが高く、ハンバーガーを売る店のカウンターのようで、車いすに乗った私には見えません。パソコンには紐がついていて膝の上に載せてみることも、試してみることも出来ません。私は首を伸ばしてみましたが、気が付かないようでした。
母も怒っていたと思いますが、「この人が使うのですけど、これでは見えませんね...外してみることはできないのですか」と言いました。店の人は「この機種はここにあるだけです。低いところにある別の機種を見ますか」と言いました。
私はとてもビックリしました。障害者たちには、パソコンが大切ですし、仕事をする人も多いはずです。障害者用の机もあると思っていましたのに、とても“信じられな~い”です。
その店には障害者用の使いやすい駐車場も、トイレもありますのに、なんだか本当に障害者のことを考えているのかしら。まだまだわかっていないですね。

*  *  *

そのあと行ってみたら、低いテーブルも作ってありました。少し変わったかな...

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