日々の変化をキャッチして支援を
九州の被災地の近くにも、会員の方がお住まいで心配です。長く続く地震の恐怖も収まらぬうちに大雨で、お見舞いの申し上げようもなくつらいところです。
いつの間にか、7月の声を聞くようになりましたが、5月には活動ホーム「しもだ」のバザーをすませ、少し難しそうに思えた目標も無事に達成!
「支える会」の会員の皆さんは、衣類や家具、身につけるもの、軽食の売り場などで大活躍でした。
ボランティアの皆さんも地域総動員で、すっかり地元のお祭りとして定着しています。
スタッフのお弁当は、昔ながらのお釜で薪を炊いて作り上げた400組(800個)のおにぎりとトン汁です。
お米にしても55キロ!これも第1回からの「活動ホームしもだ」の名物になっています。地元下田町自治会の婦人部を中心に下田小学校の先生もお手伝いに駆けつけて、文字通りの炊き出しです。
今は、災害の備蓄もアルファ米で作りやすくなったようですが、先日の熊本の災害では、食料も届かず、福祉系の大学の先生がいち早く実家から“お米2俵”を運ばせて炊き出しを行ったというニュースを知りました。大きなお釜でご飯を炊く技術も忘れてはいけないことなのだと思ったり、改めて、活動ホームしもだ設立当初からの地域を上げての取り組みに感謝した次第です。
障害者支援センターから田之畑さんをお迎えし、私たちの大きな課題であるグループホームの法人移行についての学習会をしました。
なんとなく運営委員会が決めるだろうというのではなく、支援する会や家族たちも理解を深めて一緒に考えて行くための学習会です。
私たちの支援する「よつばホーム・第2よつばホーム」は、8人中7人が最も障害が重い支援区分6です。また重度重複障害のため、日々加齢による体調の変化にも細かく神経を行き届かせた手厚い支援が必要です。
さらに日中の場との緊密な連携なしには、充実した地域生活貸せできません。
日々積み重ねている努力が受け止められ、しっかり継続できる体制が出来なければなりません。現在も不足しているマンパワーの充実も課題です。
このように研修会を行いながら、「よつばホーム」のより良い未来を皆で考えていきたいと思っています。
(H.O)
梅雨空が恨めしいこの頃となりましたが、皆様いかがお過ごしでしょうか。よつばホームのそばにある歩道橋の紫陽花が、雨に美しく濡れています。
バーベキュー♪
日差しも暑くなってきたGWには、よつば・第2よつばの皆でBBQをやりました。
汗がにじみ出てくるような陽気の中でしたが、職員とヘルパーさんの方々、そしてメンバーの皆と協力して楽しく実施できたと思います。
阿部さんや花岡さんは火起こしで団扇を使って手伝ってくれ、勢津子さんは鉄板でお肉や野菜を焼いて、皆に配ってくれていました。
次郎さんは大好きな焼きそばを、高村さんは皿にあるものをもりもり食べていて、見ているだけでこちらがお腹いっぱいになるようでした。
毎年よつばの庭先でBBQを行っていますが、暑さでぐったり模様のメンバーさんも増えてきたように感じます。それを見ていると、着実に自身を含め歳を経ているんだな、と思ってしまいます。
最近では皆の病院にかかる回数も増え、よつばホーム・第2よつば共に医療との連携や、どれだけ普段の生活の中で体調・状態の変化を感じ取れる目を養うことが大切になっていくと思います。こけから梅雨、そして夏を迎える中でそんなことを思う今日この頃でした。
* * *
体調面ではある入居者さんの尿検査で血尿が確認されました。エコー検査で腎臓にのう胞が確認され、別の病院の腎臓専門外来を紹介されました。
そして、昨年脳梗塞を発症した入居者さんですが、先日急に体調が悪くなり救急搬送となることがありました。この執筆時点では脳梗塞の再発ではないとの診断ですが、入院中となっています。
今後、よりいっそう医療機関との連携が必要となってくると思います。
地域交流バザー
毎年恒例となりました地域交流バザーですが、今年も開催することができました。
今回もかしの木ホームさんとタッグを組んでの開催です♪
おかげさまで天気にも恵まれ、例年以上にお客さんに来ていただいたように思います!
今年もお手伝いしていただいたボランティアさん、地域の皆さん有難うございました。
(J.S)