メガネ

めがねの声

(2013年9月5日 134号より)

投票場へ行くのも大切だと・・・

この前、横浜市長の選挙がありました。
この頃わたくしは、いつも区役所に行って、期日前の投票をします。今は家で書く郵便投票や、おばあさんたちが、「よくわからない。やっぱり投票場にいくほうがいい」といっていました。
私は、“ふれあい”のことも考えて、投票場にいきます。係の人に、車いすを介助するという仕事をしてもらうのも、いいことかなと思います。
いつも家で、テレビや新聞を見たり、母に聞いて少し勉強してからいくのです。投票になれば、わからないこともあるので、ほんのちょっとですが、母の意見も聞いたりしますが、私は自分の考えで決めて書きます。
帰るときはね「今日は上手に書けた」とか書けなかったとか言いながら帰ります。投票用紙は小さいので、紙が滑って字を大きく書いてしまったり、上手に書けなくて「読めたかな...」というふうにです。
会場では、いつも一つや二つは“お願いすること”があります。書く台が、車いすの高さに合わなかったり、紙が動かないように押さえてほしいとか・・・
一度だけ、次の時行ったら紙が動かないように、ハンコを押すときの緑の小さいシートが置いてあったことがありました。これだと書きやすかったのですが、その次の時はありませんでした。この前の時は、あとから、習字で使う文鎮をもってきてくれて、上手にかけました。
母は、ずっとそばでみています。私は、押してくれるボランティアたちに“ありがとう”と言いながら、終わって出てくると、ほっとするのです。
やっぱり選挙は、私にとって、行くことも大切な事なんだと思っています。

*  *  *

まだ実家にいたころは、近くの場所で、階段も少しあったけれど、係の人たちが知り合いだったりしたので、大原はまだ来ません、ああいらしたわなどといって待っていてくれるのが、うれしかった。
ほんとは、今もグループホームの地域で投票に行けばいいのですが、区役所に行きます。それは、バリアフリーで行きやすいし、自分の時間に合わせて行けるのが便利だからです。私の入れたい人がいなくても、投票するのは、私の義務や仕事だとおもっています。

« 前へ次へ »